BEMS

ビル管理システムとは

建物の各設備を総合的に集約するシステムを中央監視装置といい、お客様の建物設備を安全且つ効率的に運用するための管理・監視制御システム(電力、空調、照明、衛生、防災、防犯)など様々な用途で活用されております。

主な作業内容

技研電子は、お客様ビル管理システムを裏で支える業務(システム設計、出荷前検査、現地調整、設備工事、保守点検)を行っております。

  1. システム設計
    お客様仕様に合わせた、設計計画書作成、仕様書作成、CADを使った施工図面を作成し、必要部材を集めます。
  2. 出荷前検査業務
    出荷前検査(社内検査)では、各単体検査、員数確認、寸法確認、ハードウェアー検査、ソフトウェア―検査を社内で実施後、シミュレーターを使った疑似的なシステム検査を行っております。
    またお客様現地納入までの全体工程を管理サポートを行っております。
  3. 現地調整作業
    施工図面による機器設置、ネットワークケーブル接続、信号線接続および建物内各機器設備との対向試験(中央監視装置上で画面やメッセージで正常動作を確認)を行います。
  4. 増設工事
    既設システムからの増設作業(監視項目の追加)、追加変更作業、更新工事、お客様ニーズに合わせた工事提案も対応致します。
    (上記 出荷前検査業務含む)
  5. 保守点検
    年間保守契約されたお客様への訪問、運用支援など行いシステムが正常運用されるように機能動作確認、外観確認、清掃確認などの点検を行いお客様に合った品質サポートを行います。
    また、リノベーション計画表を作成立案し計画的な、改修作業(オーバーホール)ご提案も合わせて致します。
  6. 障害対応
    お客様からのシステム障害コール受付後による、電話サポート、障害解析、現場駆付け対応もしています。

BEMSとは

BEMS(ベムス)とは、
「Building Energy Management System」、「ビル・エネルギー管理システム」のことで、
業務用の建物によるエネルギーを総合的に管理できるシステムです。

主にオフィスビルや商業施設などで利用され、各種センサーや監視装置、制御装置などの要素技術で構成されます。
空調や照明などの設備機器によるエネルギー使用状況の「見える化」や設備機器の稼働を一元管理し自動で制御することができます。

  • 「見える化」は、専用端末やパソコンの画面などで閲覧できますので、「いつ」「どこで」「何が」といった観点でエネルギーの使用状況を詳細に把握でき、建物全体として省エネを実現するための改善プランを立てられますので、CO2(二酸化炭素)排出量の削減に役立ちます。
  • 設備機器の「制御」は空調や照明などのエネルギー機器や発電・蓄電設備などで行われ、電力使用量の削減やピークカットに役立ちます。
    一例では、「人感センサーと連動して一定時間人のいない部屋を消灯する」「温度センサーと連動して空調温度をコントロールする」などで利用されます。

 

機器を適切に制御することで、省エネを進め、人に快適な環境を両立すること可能になります。

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